とうとう流通企業大手のセブン&アイ・ホールディングスのセブン銀行のように、コンビニエンスストア2位のローソンが銀行業に参入することになりました。
ローソンといえば、全国1万2000の店舗が2015年11月20日現在ありますから、ローソンの銀行ができれば、多くの預金が集まることになるでしょう。
ローソンは銀行業にいつ参入するのでしょうか?
ローソンがいつ銀行業に参入するのかというと、金融庁から銀行免許を取得し許可を得たうえで、2016年の夏頃に新銀行を設立するという予定に今のところはなっているようです。
コンビニエンスストアの銀行といえばセブン銀行が有名ですが、ローソンをよく使う方や、セブンイレブンよりローソンの方が自宅や職場の近くにある方もいらっしゃいますので、ローソンが銀行業に参入すれば、便利に生活することができる人がさらに増えるのではないでしょうか。
セブン銀行やイオン銀行など、コンビニエンスストアの大手や総合スーパー大手など流通業が銀行業に参入するケースは、これらのお店を利用している人も大勢いることから、かなり多くの利用者が見込めます。
したがって、今後も、ローソンのように新たに銀行業に参入するようなケースが増えていくことになりそうです。
ちなみに、流通業が銀行業に参入するケースは、ローソンでこれで3件目となります。

名称はローソン銀行?どんなサービスが提供される予定なのでしょうか?
ローソンが銀行業に参入することにより、どのようなサービスが期待できるのでしょう。
まず、ローソンの新しい銀行は、今までローソンが提供していなかったサービスを提供する予定なのだそうです。
調べたところによると、ローソンは、現金自動預け払い機(ATM)を利用することで、預金口座を開設したり、個人向けの融資を行ったり、振込をしたりするなど、現在のローソンでは対応できていないサービスを提供することになる、とのことでした。
また、今後、電子マネー事業の方にも展開していく計画もあるようです。
先に銀行業に参入したセブン&アイ・ホールディングスのセブン銀行は、カードローンが低金利かつ収入証明書類を用意する必要なく、利用ができるというメリットもあり、非常に扱いやすいというメリットがあるカードローンでした。
ローソンでもカードローンが出るのであれば、こちらもセブン銀行のものと同等のサービスが期待できそうですよね。
さて。
ローソンの新銀行は、ローソンと三菱UFJ銀行のどちらがメインで出資することになるのか、という疑問もあるかと思います。
新銀行への出資比率ですが、こちらはローソンが95%以上、三菱UFJ銀行は5%未満となる方向で進められており、三菱UFJ銀行との共同出資とはいうものの実質的には、ほとんどローソンの出資によるみたいですね。

いかがでしたでしょうか。
ローソンは現在、全国の都道府県におよそ1万円1000台のATMが設置されていますので、ローソンの銀行がつくられれば、多くの人たちの暮らしがさらに便利になり、充実することになるでしょう。
ローソンの銀行参入、また、新しいニュースがありましたら報告したいかと思います。